たったひとつの愛を君に




退院してから3ヶ月が経とうとしていた。

もう辺りはすっかり寒くなっていた。

線維筋痛症は寒さに弱い為、

私は痛みと毎日闘っていた。

そして未だに蜂と星への想いとも、闘っていた。

いつまで2人にこだわるのか、自分でも嫌になったけれど

どうしても想いが捨てられなくて

仕方がないから想ったままでいた。


< 180 / 322 >

この作品をシェア

pagetop