たったひとつの愛を君に



すると蜂は

「星ちゃん、ありがとう。蜜に星ちゃんが居てくれて良かった。俺じゃ蜜を笑顔に出来ないから。」

そう言って私達につられるように笑った。

私は蜂と居れるだけで幸せなんだよ、

その言葉は飲み込んだ。

伝えたら蜂はきっと傍に居ようとしてくれるから。


< 228 / 322 >

この作品をシェア

pagetop