たったひとつの愛を君に



「今日席替えするんだって!」

思いを馳せていると、こう星が言ってきた。

ゴールデンウィークも明け、心機一転というやつだろうか。

正直どうでもよかった。

席なんか何処でも対して変わらない。

そう思ったけれど口にしたのは

「そうなんだ。何処になるか楽しみだね。」

外面の私は嘘をついた。


< 6 / 322 >

この作品をシェア

pagetop