たったひとつの愛を君に



「じゃあ俺は蜜って呼ぶけど、そっちはどうする?」

「私は、蜂くん、でもいい?」

「もちろん!今までずっと名字呼びだったもんな。進歩じゃん!」



そんな会話のこともあり呼び方が変わったのだ。

「おはよう、蜂くん。」

まだちょっと気恥しさがあるけれどそう言えた。

するとクラス内にどよめきがあった。

「え?!お前ら呼び方…まさか?!」


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