これを私という。

1人取り残された教室はとても寂しくて静かだった。


何度も時計を見上げては俯いて罪悪感に蝕まれていた。


これで先生と話すことも出来ない。

先生の性格は知っているから。

先生はやる気のない子に教える事はしない。

補講に行かなかった以上、私もその人達の仲間入りだ…。


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