これを私という。

水曜日が待ち遠しかった。

毎回、思い出しては顔がにやけて、心に光が射して楽しみだった。


もちろん先生とはそれまで面識も親しみもないため上手く会話が出来るだろうか、目を合わせる事ができるだろうかと何度も不安にもなった。


それより先生が私の事を心配してくれた事が何より嬉しくて不安なんて気にしなかった。

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