星空を見上げて

・・・・・

お風呂から出て部屋に戻るとケータイがちかちか光っていた
見ると圭介さんからだった、折り返し電話すると

「もしもし圭介さん」

『どうだ温泉楽しんでるか?』

「はい、すみません圭介さん仕事なのに私だけ」

『気にするな姉きとは久しぶりに会うんだゆっくり過ごすといい
明後日は迎えに行くから』

「いいんですか?」

『ああそれまで楽しんでくるといい』
それじゃあと言い電話を切ると

「圭介何て?」

「楽しんでこいって、それと明後日は迎えに来るそうです」

「じゃあ言葉通り明日は思いっきり楽しもう」

そう言うとしばらくお喋りをしたのちベッドに入った

・・・・・

翌朝は早く目が覚めたので部屋についている露天風呂に入った
寝起きにはちょうどいい湯加減でゆっくり目が覚めてくる
気持ちいいなーと伸びをしていると
おはよーと絵里さんが顔を覗かせてきた

「私も入っていい?」

「どうぞ」と言うと2人並んでお風呂に入った
そして簡単に食事を済ませるとホテルを出た


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