星空を見上げて
明日伯父に会うことを告げると一緒に行くと言われた
仕事大丈夫なのかな？この間だって休んだのに・・
あまり無理してほしくないな
それでなくてもいっぱいメイワクをかけているのに
そんなことを考えていると再びケータイが鳴った
画面を見ると絵里さんからだった、電話にでると
瞳ちゃんその後どう？と聞かれた
絵里さんにも心配かけちゃってるな、私は心の中ですみませんと謝った
「実は明日伯父と会うことになりました」
『圭介も一緒に行くんでしょ？』
「どうして知ってるんですか？」
『圭介を見てれば分るわよ』
「でも仕事があるのに良いんでしょうか？」
『瞳ちゃん大丈夫よ圭介を頼りなさい、何なら私も付いて行こうか？』
「そんな、絵里さんにまでメイワクかけられません！」
『圭介ならいいの？』
「あっ」
引っかかった・・・絵里さんってば
『あまり考えすぎちゃダメ
圭介がついているんだから大船に乗ったつもりでいなさい』
「絵里さん」
『連絡待ってるから必ず電話してよ』
「有難うございました」
『はい、どういたしまして』
そう言ってくすくす笑いながら私たちは会話を終わらせた
