星空を見上げて
ふと気がつくと私はベッドの上に寝かされていた
ふわふわと目を開けると至近距離に彼の顔がありちょっと驚いた
「大丈夫か?」
「私どうして?」
「風呂にのぼせたんだ
すまない、我慢できなくてちょっとやりすぎた」
と彼は申し訳なさそうな顔をした
「謝らないでください大丈夫ですよ その、私も我慢できなかったから」
ぽそっと言うと彼は目を開き私を見た
そして次の瞬間私の首筋に顔を埋めた
「け、圭介さん!?」と慌てていると
「煽るな」
「え?」
「そんなこと言われたら我慢できない」
「我慢しなくていいですよ」
そう言い彼の背中に手をまわすとそれが合図となって彼が動き出した
灯りを消してもカーテンを開けていたせいか部屋の中はうっすら明るかった
2人が漏らす声のみが部屋のなかに響く
私のカラダの上を這う彼の手と唇にカラダの芯がうずき自分から動く
ひたすら続く甘い行為にどんどん溺れていく
何度も繰り返される口づけに私は泣きたいくらい幸せを感じた