年下彼氏と甘い恋
助けて、そして愛して
陽太に狂わされ、陽太の言いなりなっている一方、試食会の準備もどんどん進んだ。
もちろん、陽太たちにも話はいっているようで、
「里佳子の職場に行けるなんて嬉しいな」
と陽太は言っていた。
いつも来ているのに。
……そう、あの日以来、陽太が美女たちと歩いているのを見た日はなかった。
お昼だ帰る時間だと、私を迎えに来てくれる。
そんな陽太に照れながらも嬉しかった。
モテる陽太だが、私だけを大切にしてくれている気がした。