年下彼氏と甘い恋
そんな中、
「どうしましょう……
僕が間違えて注文したんだ……」
野村君は震えている。
それもそのはず、新しいカマンベールチーズは期待されている商品の一つで、是非とも外部に食べてもらいたい目玉であったのだ。
「ま、仕方ないよな。
カマンベール以外にも商品はあるし」
投げやりな奥原さんに、
「す……すみません!すみません!!」
何度も頭を下げる野村君。
そんな野村君を見ていられなくて、
「交換出来ないか聞いてみようよ」
そう彼に告げていた。