年下彼氏と甘い恋
だって……その血管の浮き出た力強い腕は、がっしりと私の胸をホールドしている。
そして、ふとももの辺りにこれまた筋肉質の足が見えた。
私、何してるの!?
これって……
「里佳子……もう起きるのぉ?」
陽太の眠そうな声が聞こえる。
それで全てを思い出した。
私……私……やってしまったんだ。
陽太に抱かれてしまったんだ!
それを肯定するかのように、下腹部が鈍く痛んだ。
「里佳子……もう少し……」
その甘ったるい声に流されてしまう。