年下彼氏と甘い恋
近くあの日、離れる心
次の日……
仕事に行った私は、予想通りみんなの集中攻撃を受けた。
「あれ、里佳子ちゃん!
聞いてもいいのかな?」
にこにこ笑う中島さんに、
「SE王子、爽やかなのに大胆なことするんだな」
面白そうな奥原さん。
そして、
「あのガキならしますよ」
森本先輩はため息混じりに言った。
そんな私たちの横で、急に立ち上がる野村君。
野村君は真っ赤な顔で、自分のデスクをひと蹴りして出て行ってしまった。
そんな野村君を見ながら、
「なんだアイツ」
なおも面白そうな奥原さん。
「あんな態度だからモテねぇんだよ」