年下彼氏と甘い恋





そこにいたのは、想像通りのハイセンス美女たちだった。

彼女たちは目をキラキラさせて、陽太のプレゼントを選んでいる。

そして、その中にいる山下さんは頰を染め……信じられない言葉を吐いた。




「私、カルティエの指輪もらったんです」





か……カルティエの指輪!?

陽太が山下さんに、カルティエの指輪をあげたの!?





身体が震えた。

そして、立っているのがやっとだった。

私を襲ったのは、大きな絶望感と嫉妬。

陽太は私を好きだと言いながらも山下さんを抱いて、カルティエの指輪まであげてしまったの!?

指輪が欲しいのは私なのに。

陽太が欲しいは、私なのに!!


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