年下彼氏と甘い恋






私は携帯から陽太にLINEを送った。





『ごめん、明日、職場の人たちとクリスマスパーティーをするから一緒にいられない』




『陽太とはもう付き合えない』




震える手でそう打ったのだが、それはどうしても送信出来なかった。

陽太の笑顔や優しく抱きしめてくれたことを思い出して、最後の一歩が踏み出せなかったのだ。


< 214 / 271 >

この作品をシェア

pagetop