年下彼氏と甘い恋





既読になったものの、陽太からの返信はなかった。

それがまた、私の心を掻き乱した。





陽太は怒っているのだろうか、それともどうでもいいのだろうか。

よく、身体を許すと気持ちが冷めるなんていうけど、まさしくその通りかもしれない。

色気のない下着に色気のない身体を見て、陽太は深いショックを受けたのかもしれない。

そんなことを考えていると、胸が痛く涙が出そうになる。

陽太から離れようとしているのは、私なのに。


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