年下彼氏と甘い恋




森本先輩は優しい。

その優しさに涙すら出そうになった。





お世話係をしていても、いつも気付いてくれる人はいなかった。

ありがとうすら言ってもらえなかった。

こんなことを言ってもらえるのは初めてだ。

そして、森本先輩と付き合えたらどんなに幸せかと思った。

でも……こんな時でさえ、陽太の顔が頭に浮かんでしまうのだった。



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