年下彼氏と甘い恋





そんな私の前にいる陽太は、いつもと違いどこか余裕がない。

アルコールのせいもあってか、少し赤くなった顔を歪めて私に言う。




「俺、里佳子のこと本気だよ?

里佳子しかいないんだよ?」




まるで泣いてしまうかのような陽太を見て、胸がズキンと痛む。

ここはお互い気持ちを落ち着けて、冷静にならないといけないと思った時だった。


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