年下彼氏と甘い恋






「待たせてごめんね」




焼けるように熱い身体で、焼けるように熱い陽太に飛びついていた。

そんな私を、陽太はぎゅっときつく抱きしめる。

二度と離さないかのように。





「ありがとう……陽太」




私ももう、絶対に陽太を離さない。

これからの人生を全て、陽太に捧げたい。





クリスマスなんて大嫌いだと思った。

だけど、今日は人生で一番素敵なクリスマスになった。

サンタクロースはいい子にプレゼントをくれるというが……

いい子とは程遠い、嫉妬に狂った私にも、素敵なプレゼントをくれたのだ。



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