年下彼氏と甘い恋
「それでも、SE王子は逸材だよ?
ちゃんとキープしておかないと、あの会社美人も多いから!」
それで、はっと我に返った。
中島さんの言う通り、最上階のオフィスは美女揃いだ。
あの煌びやかな美女たちは、陽太と絵になるようにお似合いだ。
私を好きと言いながらも、別の女性と付き合ってしまうような陽太だ。
もしかしたら、あの美女たちと……
そう思うと、陽太のことなのに胸がズキンと痛むのだった。
この痛みは何?
私の胸、おかしい!