年下彼氏と甘い恋

手を回した陽太の背中は、予想以上に大きくてしっかりしていた。

そして、お世辞にも軽いとはいえない私を、いとも容易く運んだ。

陽太の体温を味わいながら、その香りを堪能しながら、私の身体は燃えてしまいそうなほど熱くなっている。

もっとこうしていたい。

ずっと陽太に触れていたい。

もう、認めるしかない。

陽太の言う通り本当に私は……

陽太を好きになってしまった。