年下彼氏と甘い恋




……恋愛対象?

よく考えたら私は、もう新しい彼氏を求めていない。

それに、陽太は私が空手をしていても引いたりしない。

むしろ、強い私を好きになってくれたのだ。

そう思うと胸が再び甘く鳴るのだった。





「でも、そんな里佳子ちゃんよりもSE王子は強かったんでしょ?」



「はい……昔から、同じ空手教室に通っていましたから」


< 62 / 271 >

この作品をシェア

pagetop