年下彼氏と甘い恋



陽太は頭が悪いのか。

それとも、モテすぎて感覚が麻痺しているのか。




「普通、彼氏が女の人に囲まれてチヤホヤされたら心配するよね?」




最強に苛つきながら吐き出した私に……




「なーんだ。

里佳子、ちゃんと俺のこと好きなんじゃん?」




陽太は急に明るい表情になり、意味不明なことを言い始める。

何その馬鹿にして、かつ自信に満ちた発言は。



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