aventure
今まで抱けなかった桜智の身体を
鴻は夢中で抱いた。

料理の途中、キッチンの床で鴻に抱かれて
桜智は大きな声を出して鴻を感じた。

その声に鴻は我慢できなくなる。

鴻は波瑠のことなど頭に無くて
目の前の若い肉体を溺れていく。

ダイニングテーブルに桜智を座らせてその脚を広げ
桜智を愛する。

飾っていた一輪挿しが倒れるのも気にならないほど
激しく愛し合った。

乱れたテーブルクロスを
桜智は洗濯機の中に入れ、
落ちて割れた花器を鴻が片付けた。

「ダメだよな。

抑えが効かなかった。こんな年にもなって…

桜智が欲しくて我慢出来なかった。」

桜智は嬉しいと言って
鴻にキスをする。

「食事より先にお風呂にしよう。」

鴻は桜智の乱れた下着を脱がし、
桜智をバスルームに連れて行った。

そして鴻も後から入った。

桜智を膝に乗せキスしながら湯船に浸かる。

「桜智を離したくないな。」

鴻がそう言うと

「ずっと鴻さんとこうしてたい。」

と可愛く笑う。

鴻はそんな桜智を抱きしめてもう一度深くキスをした。

桜智は脚を鴻の腰に絡め、
鴻の耳元で囁いた。

「鴻さん、もっと気持ちよくして。」

そして鴻は桜智に指で触れた。

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