極上スイートオフィス 御曹司の独占愛
オフィスにそのままふたりで入れば、どうしても視線が気になりうつむいた。
別に、普通なら出勤がたまたま重なったのかなって程度のことなのだが、暴露してから朝比奈さんが出勤するのは今日が初。
色眼鏡装着した上で見られているような気がして居心地が悪い。
が、朝比奈さんは実にあっさりしたもので、その場にいる全員に「おはよう」と声をかけたかと思ったら、そのまますたすたと統括室に向かってしまった。
朝比奈さんは普段オフィスにいるわけじゃないのだから、結局なんだかんだ興味本位の視線を受けるのは私なのだ。
なに食わぬ顔でデスクに付き、私も仕事の準備に逃げる。
だが、肩透かしを食らった中で特に興味津々な佐々木さんがこそこそと耳打ちをしにやってきた。
「吉住さん大丈夫です?やっぱり夢見てたんじゃ」
あまりに朝比奈さんが素っ気なかったためか、変な心配をされてしまった。失礼な。
オフィスで変にプライベートな空気を出すわけにいかないので、素っ気なくて当たり前だ。
が。
昼休みに、私の夢疑惑は晴れることになる。
別に、普通なら出勤がたまたま重なったのかなって程度のことなのだが、暴露してから朝比奈さんが出勤するのは今日が初。
色眼鏡装着した上で見られているような気がして居心地が悪い。
が、朝比奈さんは実にあっさりしたもので、その場にいる全員に「おはよう」と声をかけたかと思ったら、そのまますたすたと統括室に向かってしまった。
朝比奈さんは普段オフィスにいるわけじゃないのだから、結局なんだかんだ興味本位の視線を受けるのは私なのだ。
なに食わぬ顔でデスクに付き、私も仕事の準備に逃げる。
だが、肩透かしを食らった中で特に興味津々な佐々木さんがこそこそと耳打ちをしにやってきた。
「吉住さん大丈夫です?やっぱり夢見てたんじゃ」
あまりに朝比奈さんが素っ気なかったためか、変な心配をされてしまった。失礼な。
オフィスで変にプライベートな空気を出すわけにいかないので、素っ気なくて当たり前だ。
が。
昼休みに、私の夢疑惑は晴れることになる。