極上スイートオフィス 御曹司の独占愛
11時半頃からオフィスにいるものは昼休憩に各自入っていく流れで、どことなく空気が緩む。
デスク上を簡単に片づけたり、肩を回して伸びをしたり、佐々木さん達は昼はどこで食べるかなどの雑談に入り始めた。
私も首を軽く回してデスクワークで固まった凝りを解し、ビジネスバッグを手に取る。
このまま外回りに出るので、適当に駅前ソバか何かに入って簡単に済まそうと思ったのだ。
「外出しまーす」と一声かけてオフィスを出ようとした時だ。
ちょうど入って来た朝比奈さんと出くわした。
「外出するの?」
「はい。ちょっと店舗顔出したいとこがあって」
「残念、時間が出来たから誘いに来たんだけど」
ふんわり笑って、首を傾げる。
そう、この人、誘う時にいつもこの仕草で、私はその度悶えるほどに舞い上がっていたのだけど。
ヒシヒシと感じる視線に晒されて、今はときめいていいやら恥ずかしいやらで汗が滲む。
顔が熱くなってきて、真っ赤になっているのが自分でもよくわかる。
朝は素っ気なかったくせに、まさか昼に誘いに来るとは思ってもいなかった。
デスク上を簡単に片づけたり、肩を回して伸びをしたり、佐々木さん達は昼はどこで食べるかなどの雑談に入り始めた。
私も首を軽く回してデスクワークで固まった凝りを解し、ビジネスバッグを手に取る。
このまま外回りに出るので、適当に駅前ソバか何かに入って簡単に済まそうと思ったのだ。
「外出しまーす」と一声かけてオフィスを出ようとした時だ。
ちょうど入って来た朝比奈さんと出くわした。
「外出するの?」
「はい。ちょっと店舗顔出したいとこがあって」
「残念、時間が出来たから誘いに来たんだけど」
ふんわり笑って、首を傾げる。
そう、この人、誘う時にいつもこの仕草で、私はその度悶えるほどに舞い上がっていたのだけど。
ヒシヒシと感じる視線に晒されて、今はときめいていいやら恥ずかしいやらで汗が滲む。
顔が熱くなってきて、真っ赤になっているのが自分でもよくわかる。
朝は素っ気なかったくせに、まさか昼に誘いに来るとは思ってもいなかった。