いじっぱりなオトコマエ女子と腹黒なイケメン御曹司の攻防
涼介の兄である駿介さん、通称「殿」と不器用な両片思いを続けてきた文香から「会いたい」と連絡をもらったのは昨日の午後。すぐに仕事終わりに会う約束をした。
割りと頻繁に会っているのに、昨日の文香は別人のようで。元々可愛らしい容姿だけど、瞳は喜びに輝き、全身から愛されているオーラが滲む姿は、女の私から見てもとても魅力的だった。
「プロポーズしてもらったの」
はにかむ様子は初々しくて、こちらまで幸せになるくらい。話を聞きながら、そりゃ殿も「俺に守られてろ」って言っちゃうよなー、とニタニタしてしまった。
「良かったね。文香が幸せになって嬉しいし、素直になれて凄く嬉しい」
笑いが止まらないままに正直な感想を口にしたら、文香は意外な事を言った。
割りと頻繁に会っているのに、昨日の文香は別人のようで。元々可愛らしい容姿だけど、瞳は喜びに輝き、全身から愛されているオーラが滲む姿は、女の私から見てもとても魅力的だった。
「プロポーズしてもらったの」
はにかむ様子は初々しくて、こちらまで幸せになるくらい。話を聞きながら、そりゃ殿も「俺に守られてろ」って言っちゃうよなー、とニタニタしてしまった。
「良かったね。文香が幸せになって嬉しいし、素直になれて凄く嬉しい」
笑いが止まらないままに正直な感想を口にしたら、文香は意外な事を言った。