きえない想い 〜十四歳〜
「ケンジィ〜ユミ虐めるのダメだからっ!バカッ!」

アヤは笑いながらケンジにチョップした
「だってコイツ虐めやすいじゃん?」
「いやいや…わかるケドさぁ〜」


わかるんかいっ!!!

二人とも面白がってる

アヤまでもが蛇にみえてきた。

「もーアヤァまでっ!!」

私は背の高いアヤの肩を
ポコポコ叩いた。

「あははっゴメンゴメン〜」

「もぅアヤのバカァ…」
ぷぅ〜っと膨れっ面になった私の顔を見て


「ぶはっブセーッ」

その発言は間違いなくケンジからだった。


「うるっせー!!!んな事テメェに言われたくねぇーんじゃッッッぼけかす!!!」
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