俺様でドSな鬼畜課長に捕まります。

奈津や瑠美ちゃん、早めに帰りたい人が帰ったあと、
何時間かして終電より早めに飲み会はお開きになった。

私はまだまだ飲み足りなかったので、
家で飲もうかなと思って居酒屋から
すぐ近くのコンビニにお酒を買いに入った。

お酒を選んでいると、誰かに後ろから声をかけられた。


「…立花?」


振り返るとそこには榊原課長がいた。


「…榊原課長?何でここにいるんですか?」


なんだか頭がふわふわする…。


「それはこっちのセリフだ。…まだ飲むのか?」


んー、心配してくれてるのかな?


「今日はとことん飲むって決めたんですよ。」


「はぁ…じゃあ、バーで一緒に飲むか?その後、送ってってやるからさ。」


課長は大きなため息を着くと爆弾発言?をした。


「えっ、でも…悪いですよ。」


男の人と2人で飲むって…初めてだし。


「良いから。そのまま電車で帰られるよりマシ。」


頭がふわふわしてて、何も考えられなかった。

だから、何故か不機嫌そうに言った課長に
腕を引かれるままバーに入ってしまったんだ。
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