俺様でドSな鬼畜課長に捕まります。

「──部長。そこまでにしておいてあげてください。
私の部下の立花が困ってますので。」


榊原課長の凛とした声が聞こえた。

声は普段通りなのに、どこが不機嫌な様子が見えた。

…どうしたんだろう?


「あぁ、そうかい?ごめんよ、立花さん。」


あ、でも助かった…。


「いえ、大丈夫です。失礼します。」


ありがとうございます!課長!

後でこっそりお礼言わなきゃな。

課長、いい人だな。

…怖いけど。
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