何度でも












集合時間の10分前にはしっかりと到着し、13時からは政治家の大杵雅治さんの演説が始まった。


「はい。皆さん、こんにちは。政治家の大杵雅治と申します。え〜、まずは私の経歴からご紹介致します。私は両親やお祖父様、親戚も政治家という政治家一家で育ちました。学校も中学からこのインディード学園に入学し、高校からは政治家になるために、政治についての勉強を主に頑張りました。大学もそのまま進学し、10年間このインディード学園で過ごしました」


10年間も……………!!?

「今は無事に政治家としての経歴を踏み、党の一員として国民の皆さまの為を思いながら、仕事に励んでおります」

なんか、嘘っぽく感じる………。

こうゆう綺麗事並べる人って、少し疑ってしまうよね。

「えー、それで私がしました政策を軽くご紹介致したあと、政策について、そして経済についてお話致します」

そうそう。それが聞きたいのよ!


「まず消費税の削減についてです。______……………で、_________…………です」


そこからは政治や政策について、そして経済についての話が始まった。


「以上で演説を終わらせていただきます」

気づけばあっという間に終わっていて、内容も価値のあるものだった気がする。

これからも暮らしが良くなるように政策に取り組んでほしいなぁ。

「はい。では、今からは担任の指示に従ってください。授業の振り分けなどの説明も担任からお話があります」


講演が終わったのが15時で、今から2時間勉強会がある。

「じゃあ、今からクラス振り分けの紙を配る。この紙に書かれてる自分の振り分けクラスに今からは授業を受けてもらう。場所も書いているから、よく読むこと」

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