何度でも



___サラッ。


四ノ宮の髪の毛に触れる。

サラサラで艷やかだ。

「お前は…………大切な人を忘れきったか……?」

忘れきれないといったような四ノ宮を押し切り、付き合った。

俺のことを好きにならせると宣言したが、正直あのあとデートも何もしていない。

あ、パーティーのときは驚いたなぁ(笑)

そんでとても綺麗でさ………………可愛かった。


俺は記憶がなかったやつも大事なんだろうが、今は四ノ宮の方が……………大切なのかもしれねぇな。


< 92 / 125 >

この作品をシェア

pagetop