【完】俺が幸せにしてやるよ

ずっと思ってたんだけどタイミングを逃しちゃってたんだよね。




「あれ？いってなかったっけ。悠斗たちのいとこの家よ。だから私の義理のお姉さん」




あ、そうなんだ⋯⋯。って




えええええええええええ！！




マジですか。




「え、私馴染めますかね⋯⋯」




「あー⋯⋯結構強烈なのよねいとこ。三人いるんだけど⋯⋯一番下だけはまとも」




え、もっと不安になってきた。




「一番下ってまだ五歳児だろ」



そりゃ、まともだわ。



まだ、なんにも染ってないもんね。



「え、五歳児なの！？可愛いじゃん！」



「まあな」



陸斗くん。さも自分の物のように言ってるけど陸斗くんの物じゃないでしょ。




「陸斗五歳児のいとこすげえ可愛がってるんだ」




隣にいた悠斗くんがこそっと教えてくれた。




へぇ。想像できないな。