【完】俺が幸せにしてやるよ




というか、悠斗くんのこといつ言おうかな。




ってか言ったほうがいいよね⋯⋯?




明里ちゃんは友達だし、絶対話さないのはわかってるし。




やっぱり友達に隠し事ってつらいもん。




「じゃあ私が話していい?」




「え⋯⋯うん⋯⋯?」



私から話があるなんて思ってもなかったみたいでちょっとつらそうな顔をしている明里ちゃん。



「あ⋯⋯ごめん!そんな深刻な話じゃないから!⋯⋯友達やめたいとかじゃないからね?」




明里ちゃんはお兄ちゃんのことで色々あったらしいからそういうのに敏感なんだよね。




まだ詳しくは聞いてないんだけど。




聞いたら私のもしゃべらなくちゃでしょ?信用してないわけじゃないけどやっぱり怖いから。




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