【完】俺が幸せにしてやるよ



.............................



「ただいま」



悠斗くんは自分の部屋かな?悠斗くんの部屋に行こ。




「あ、あの⋯⋯」



「あ、香織ちゃん!」



そうだったね。陸斗くんだったね。




「えっと⋯⋯二階に上がって右の突き当たりのお部屋に入ってて」



「わかりました。ありがとうございます」



ふふふ。



どうなるんだろう。



まぁでも私は悠斗くんの部屋に行くし。




どんな気持ちで悠斗くんはいるんだろう⋯⋯。




コンコン



ガチャッ



ドアをノックするとそれと同時に扉が開く。



あれ?私コンコンしかやっていないはずなんだけどな。




「⋯⋯!!っ⋯⋯」



「⋯⋯おかえり」



「ただいま」


気づいたから悠斗くんの腕の中。



びっくりした。急に抱きしめてくるんだもん。



「⋯⋯悠斗くん?」



「悪い。中入って」



< 255 / 273 >

この作品をシェア

pagetop