【完】俺が幸せにしてやるよ



「えっと、知り合いなんですかね⋯⋯」




「まあ、知り合いかもな⋯」




そうよくわからない答えを返す私たちに不思議そうな翔さんたちだったけど仲が悪いわけではないと判断したらしい翔さんは説明を続けた。



だって、私たちだってよく分からないし。



「そして、こいつが悠斗の弟の陸斗だ。中学三年生だ」



え!!



中学生なの!?



悠斗くんよりかは幼いけど大人びてるから同級生だと思ってた。




やっぱり陸斗くんといても私ちんちくりんに見える⋯⋯。




「そしてこの子が皆川陽葵ちゃんだ」




私の紹介がされた。




「皆川陽葵です。よろしくお願いします!」




急に紹介が来たからびっくりしたよ。



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