【完】俺が幸せにしてやるよ



心配そうに見つめてくる悠斗くん。




「何かあったってわけじゃないんだけど⋯⋯。荷物の整理ができたから一応伝えとこうと思って」





「ああ、お疲れ。俺の部屋入る?」




「え、いいの?」




「ああ、まだご飯まで時間あるしな」




「失礼します⋯⋯」





なぜか緊張する⋯⋯。





男の子の部屋に入るの初めてだし。





悠斗くんの部屋はすごいシンプル。




まぁ悠斗くんの部屋がハデハデだったらどうしたの!?悠斗くん!!ってなるけど。




そのくらいシンプルでも悠斗くんの部屋ってだけでおしゃれに見える。




恐るべし⋯⋯悠斗くん。




さすが、顔が整ってる人は同じことしてても違うものになるんだね。



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