【完】俺が幸せにしてやるよ
「俺が友達ときゃはははして登校してるように見えるか?」
⋯⋯⋯⋯。
「見えない。まず想像もしたくない」
きゃははって言葉が悠斗くんの口から聞けること自体レアだけど。
「だろ?まあ、何気酷いこと言ってるけど」
本当のことだもん。
「てことで俺と一緒に行く。分かった?」
「はーい。分かりました」
通学路わかんないし!悠斗くんとの登下校は楽しそうだし。
「陽葵最近性格変わってきてないか?」
「え、そうかな⋯⋯?」
悠斗くんも何気ひどいこと言ってるからね!?
「まあいいや、朝ごはん食べただろ?行くぞ」
え、え、はや!
「バック上にある!ちょっと待って!」
これ、初日から疲れまくる気がするんだけど⋯⋯。
悠斗くんのマイペースさに疲れそう⋯⋯