【完】俺が幸せにしてやるよ
まあ実際そうだけどさぁ⋯。自分で言ってて悲しくなるよ。
そんなこんなしてるうちに私の家に到着。家っていっても施設なんだけど。
私の立派な家だから。大好きな家。
「ここです。私の家」
「は?⋯⋯施設?」
「はいそうです」
悠斗くんびっくりしてる。
まぁ、そうだよね。ビックリするよね。私だったらビックリするもん。
悠斗くんも何か言うのかな...。
施設とか⋯⋯お前うけるーとか⋯⋯。
「⋯⋯っ」
もういや⋯⋯。
この沈黙が長く感じる。この経験何回もあるのに。なんでこんなにも1番反応が気になるんだろう。
今日、変だ。私。