猫系男子の寝言

そして彼もまたルックスはいい方で。


ボケーっとしている保健室の変態とは違い、とても爽やかな先生だ。


普通の教師といえばそこまでなのだが、ノリがいいので結構男子受けもいいとかなんとか。


ちなみに女子からの人気は保健室の低脳野郎の1個下くらい。(なぜこの人の方が人気がないのか私には分からない)


つかつかと猫田君の席にまで来た先生は、視線をこちらへと移す。



「猫田を起こさねー檜山、減点」



「え!?私ですか!?」



「先生に反抗したからマイナス2点」



「反抗してませんけど!!」



何だか楽しそうにどんどん減点していく天馬先生。


他の生徒はゲラゲラ笑い出した。
< 17 / 18 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop