HEROに花束を(完)
*
「それで悠とはどうなのー?」
「ぶっ。」
わたしは飲んでいたお茶を吹き出した。
「うわっ、きったないーい!」
「ごめん、ごめん。」
そう言って口を拭いながらも、内心はハラハラしすぎて死んでしまいそう。
そんな唐突に聞かれたら誰だって焦るって。
あんなことやこんなことがあったわけだし…
ってやばい!恥ずかしい〜!!
百面相しているわたしを見て、
千秋ちゃんは面白そうに口角を上げている。
「ってことは、キスでもしたか!」
「ぶっー!」
また吹き出したわたしを見て、千秋ちゃんはぎょっとしたように目を見開いた。
「まじか…。」
「それで悠とはどうなのー?」
「ぶっ。」
わたしは飲んでいたお茶を吹き出した。
「うわっ、きったないーい!」
「ごめん、ごめん。」
そう言って口を拭いながらも、内心はハラハラしすぎて死んでしまいそう。
そんな唐突に聞かれたら誰だって焦るって。
あんなことやこんなことがあったわけだし…
ってやばい!恥ずかしい〜!!
百面相しているわたしを見て、
千秋ちゃんは面白そうに口角を上げている。
「ってことは、キスでもしたか!」
「ぶっー!」
また吹き出したわたしを見て、千秋ちゃんはぎょっとしたように目を見開いた。
「まじか…。」