Midnight secret
愛する人と
目を開けると、薄暗い部屋の中で小さな明かりが付いていた。
「ん…ゆ…ま…」
「花凛?起きた?」
「ん…」
横を見ると優磨がこっちを見ていた。
「痛いところない?」
そう言われて見ると、腰が少し痛いかも…
そう思って、さっきの行為を思い出す。
キスの雨が降ってきて、自分の声じゃないような甘い声がでて…
「ごめんね、無理させたね…」
優磨が悲しそうな顔で言った。
どうやら、私は途中で気絶したみたい…
「無理…してないよ…
気持ちよかった…」
私はぼそっとそう言って、優磨に抱きつく。