Midnight secret
「…胸と…足…触られた…」
思い出すだけで気持ち悪い…。
「…花凛…ここで我慢してね…」
「ん…」
私が怖くないように、優磨は手を繋いでくれた。
「…あっ…!」
胸を触られて思わず、声が漏れる。
でも、さっきの気持ち悪い、嫌な感じはしなかった。
むしろ、気持ちいい…。
その後、触られた所を上書きするように、全部触られた。
「よし…。上書き完了!」
優磨はそう言って、最後にキスをした。
「花凛…、服は社長室にあるから来れる?」
「うん…ありがとう…」
そう言って、立とうとしたけど、立てなかった。