Midnight secret
「…っじゃあ…!」
なんで?
そう聞こうとした私を遮って、優磨が言った。
「…っ!可愛かったから!
俺の理性が飛びそうだったんだよ…
いいのか?俺に襲われても…?」
優磨が離れてと言った意味がわかって、顔が紅くなる。
「…優磨なら…
優磨になら、襲われてもいいよ?」
私はそう言って、優磨を見上げる。
「…その顔反則…知らないからな…!」
「ふぇ…?」
なにが、反則なんだろう…
そう思っていると、急に視界が反転した。
優磨にお姫様抱っこされていると気づき、首に手を回してぎゅっと抱きつく。