Midnight secret
いつの間にか、ガチャとドアを開ける音がして、どこかに入る。
「ゆ、優磨…?」
私は暗いところが苦手だ。
そして、ここは真っ暗…
思わず、ブルっと震える。
「大丈夫…俺が居るよ…」
その優磨の声に安心する。
ホッとしたとき、背中に柔らかいものが当たった。
「えっ?」
ビックリしていると、優磨が近くにいる気配がした。
「ここは、俺の仮眠室だよ。誰も来ないから安心して。」
そう言われて、急にドキドキが増す。
私は、ここで優磨に襲われるんだ…。
優磨と付き合って1年、キスはしたけど、それ以上はまだだった。