お前はもう俺様のモノだろ？

「おはようマm…」

ドカっゴンっズリッ

「痛いなぁー、何も蹴ることはないだろ？」
「キモい……」
「ひどいなぁ、パパはこんなに結愛を愛してるのに！！」
「……(引いた目)」
「無視するなよぉー????」

今のは私のパパ。
いきなり抱きついてきてほんとにやめてほしい
まぢで汚いから

「こらこら、朝からやめてよ。
はい、朝ごはんよ。」
「いつもありがとうママ！！」

朝ごはんを食べ終わり学校へ行く準備をしていると…

「おはよう結愛」
「あっ、おはようゆう兄。
あれ？時雨は？」
「あー、時雨なら日直だから先に学校行ったよ」
「そーなんだ！」

あっ、今のがゆう兄こと結城お兄ちゃん！
一つ年上でイケメンで何でもできる兄
時雨は私と同い年。
まぁ、双子かなぁ！！
あっ、私の自己紹介は！

「結愛ー、結城ー、もう遅刻するから学校行きなさーい」
「「はーい」」
「じゃ、ゆう兄私先に学校行くね！」
「いってきまーす」
「気をつけてねー」