桜樺 -ouka-



『っっ!!!!』





目を覚ますと山南さんの部屋にいた。






「起きましたか…具合はどうですか?」






『いいとは言えません』






「どうしたのですか?」





『黒の桜樺が……いえ、私の本心を知りました』






「…………今日はここで寝なさい。土方さんには風邪をひいて寝込んでいると伝えておきます」






『ありがとうございます』





「いいですか。変な事を考えてはいけませんよ」






『……はい』



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