桜樺 -ouka-
目を覚ました時、私は見知らぬ竹やぶの中にいた。
『ここはどこ?』
確か私は祐と公園にいたはず……
けど?どこを探しても祐はいない。
すると突然男3人が飛び出してきた。
けど、その3人は妙な格好をしていて、ちょんまげに薄汚れた袴、その横には刀……。
どうして??
「いい女じゃねぇか、なぁ?こりゃ当たりだな」
考えていると男の一人が喋り出した。
「怖くて声も出ねぇってか?」
あなた達が怖いわけではなく、今私が考えている一つの考えに恐怖を覚えているのだ。
‘’タイムスリップ”