桜樺 -ouka-

覚醒乱



「へぇ……僕に内緒であいつの所に。瞳に怪我がなかったからいいものの、何かあったら土方さんを斬っちゃうところだったよ」






『ははは…そうだね』






時には嘘も必要なんだ。
そう自分に言い聞かせた。






『私ね、今回の件で初めて新選組の役に立てた気がした。凄く嬉しかった』






「瞳はあんな事しなくても充分過ぎるくらい、僕らに貢献してるよ。」






『ふふ………』







「「ぎゃああああああああ!!!!!」」



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