桜樺 -ouka-
挨拶
翌朝、私は癖で早く起きてしまった。
まだ陽が昇りかけだから5:00くらい?
私はトイレに行きたくなり、布団を畳んで部屋をあとにした。
歩き出したのはいいんだけど、どこだかわからない。
場所聞くために誰かを起こすのも悪いし…。
すると寝癖がついたままの土方さんが眠そうに顔をだした。
「瞳か」
『起こしましたか?すみません…』
「いや、大丈夫だ。それよりどうした?」
『お手洗いってどこですか?』
土方さんは意外と優しく、トイレまでついてきてくれた。